木の葉のパズル:in大津ケ丘二小

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秋晴れの11月6日(土)午前11時、私たちアートラインかしわのスタッフ6名は車や自転車に分乗して国道16号を走っていました。今日は大津ケ丘第二小学校で開催される「二小まつり」を盛り上げるために《木の葉のパズル》を持ち込みます。
これは柏市の小学校で教員をされている杉本祐美先生が考案した、いわば「知育パズル(この言葉は好きじゃないけど)」です。すでに青山・スパイラルマーケットから《プレイリーフ》という名称で販売されていますが、元はと言えば杉本先生から提案を受けたアートラインかしわがスパイラルマーケットに商品化を持ちかけたもの。柔らかなウレタン系の素材でできています。さまざまに曲げる・つなげることができます。
アタマが硬くなってしまった私たちはこれを前にして呻吟しますけれど、子供たちの創造力はビックリするほど豊かです。毎回驚かされます。思いもかけない造形を生み出すんだものね。でも実はオトナが参加してハマる人が多いんです。子供をほったらかしで無言で熱心に作っています。「ほほえましい」より「鬼気迫る」感じかも(笑)。誰でも何かを作りたいのでしょうか。子供の頃の「工作」を思い出すのでしょうか。そういう方が多いです。
ね、「アート」って呼ぶから入りづらい感じがあるけれど、「何かを創作する」だけなら誰でも参加できますよね。たとえそれが、他の人には「宇宙船」には見えないかもしれない。だけど自分には「宇宙船」なのです。それでいいじゃないですか。

大津ケ丘第二小学校の「二小まつり」は、PTAの方々の働きに感動しました。私たちスタッフに出してくださった昼食に一通ずつ丁寧なお礼の手紙が入っていました。しかもそれはすべてが手書きだったのです。コピーとか印刷が簡単にできる時代にあって「手書き」です。美味しい手づくりの豚汁もいただきながら、お礼状を一枚一枚書いてくださったPTAの皆さんの心遣いに、本当に感動しました。これも一個のアートであると思うのね。心と心をつなぐ意味で。
ありがとうございました。