山下です。
この前のアートフェアに行って改めて思い出そうとしましたが、
記憶に残っている作品が少ない事に気づきました。
そんな中でも僕の印象(記憶)に残っていた作家2名を紹介します。
元田久治
今ある、都市の風景を「廃墟」に再構築。
シシドリュウジ
イラストレーター。このジャケットの原画(?)が出てました。
アートラインの運営委員の方もアートフェア東京、101Tokyoに行ったようで、
そのレポートメールも、ご紹介します。
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Aさん
本日、http://www.tagboat.com/ngs/event/200904/に行ってきました。
皆さん、アートフェアとか101はご存知でしょうけど、これは知らないでしょう?
フフフ・・・。
私もホントは中西君たちの101に行こうと思って間違ってこっちに行ってしまったのでした。隣りのビルだから紛らわしいよね。
もちろんアートフェアと101も行ったので、今日は3会場でアートを見てきました。
個人の趣味嗜好を書いてもしょうがないのですが、私は写真が好きなのです。
作品を見る時に、コイツはこの先価格が上がるかなーとかヨコシマなことを考えたりもするんですが、「美しい」かどうかが直感的にわかる気がします。
写真の方が。音楽に近いのでしょうか。
しかし、この「美しい」というのが曲者で、桜の花のような美しさじゃだめなんですね、アートの場合。その裏に人間が見えてこないと。
「欲しい!!」と思うとギャラリストや作家の方と話をしますが、今日改めて少しわかったような気がしました。
「美しさ」の裏にあるのはもちろん作家の精神性であるわけですが、その他に「仕事量」、「エネルギー」、「技術」が作品の密度として表れ(写真の場合も)、これを瞬時に判断し、「欲しい!!」となるような気がしました。
今日、「美しい」と「欲しい!!」の狭間にある作品と出会い、作家の方と話をしました。彼は異色の写真家で、作品に対する思いを熱く語ってくれましたが、その作品について聞くと、「ビビッときた」と言う感じのコトをおっしゃっていました。
やはりそうだ。
エネルギーが足りないのだ。「欲しい!!」と思わせるためには、人件費、諸経費と価格のバランスは赤字になるくらいでなくてはいけないのだ。
新人の間はね。有名になれば元がとれるじゃん。
酔っ払いがどーでもいーことを書いてしまいました。
あと、この人の絵がミョーにツボにはまってしまったんですけど。
一番書きたかったこと忘れてました。
アートフェアでローマのギャラリーの出品作です。
本物は圧巻でした。
芸大油画出身のNY在住女性写真家です。
http://www.basegallery.com/exhibit_yasuda08.html
300枚以上の写真を撮り、3ヶ月かけてデジタル処理します。
この二人が最も印象に残りました。
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Bさん
私も昨日、101Tokyoとアートフェア東京、行ってきました!
ですが、仕事を終えてからの観覧だったのでバタバタし、
加藤さんのブースには気づきませんでした(泣)。
でも。
よく似た画風の人がいるんだなぁとしげしげと見たブースが
きっと加藤画伯のコーナーだったんだと思います(涙)。
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