「通行人は多いんですよね~」
「興味深そうに中をのぞくんだけれど入ってきませんね」
「う~ん。入場料を取られると思われているかな?」
「それに何をやっているか分かりづらいかも」
「じゃあ、暖簾(のれん)でも下げようか?」
「いいね!横断幕も欲しい!」
・・・《口はわざわいの元》とも言われますが、《アイデアもわざわいのもと》なんでありまして、結局言い出しっぺの私が暖簾と横断幕を作る羽目に。サンキで今年のメインカラーに似た布を仕入れ、阿部スクリーン印刷さんに急ぎで熱転写切り文字を制作してもらい、二番街商店会のテーブルの上で悪戦苦闘。アイロンで何とか貼り付けました。
取り付けも一苦労。何せ高所恐怖症ですから、高い脚立の上での作業は冷や汗三斗でした。そこに現れたF澤さんが、キラリ光るさわやかな笑顔で「私がやりましょう!」と言ってくれたはいいものの、彼は私よりさらにひどい高所恐怖症だということが判明しました。脚立の二段目で足が震えて上まで登れないのでは何の助けにもならず。
でも何とか取り付けました。どうかたくさんの人の目に触れますように。
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